使えるシステムから使いたいシステムへ、有限会社アテージ

emacsを使ってJavaScriptのコーディングをしていると、emacsからブラウザのコンソールを叩くことができれば、と思うことがあります。

これを手助けしてくれるのがspank-jsです。インストールは、こちらをご覧ください。なお、JavaScriptの編集は、js2-modeが推奨されています。

インストールが終わったらswank-jsを実行してswankサーバーを起動させます。

emacsでslime-connectを実行してswankサーバーに接続します。途中で下のようなメッセージが表示された場合は、無視して”y”と入力します。

以下のプロンプトが表示されます。

swank-jsは、localhostの8009ポート(デフォルト)でHTTPサーバーを起動しますが、このサーバーはプロキシとして機能します。上のプロンプトから”,”(カンマ)を入力するとミニバッファにCommand: と表示されますので、ここでtarget-urlと入力し、テストしたいサイトのURLを入力します。

ブラウザを立ち上げてhttp://localhost:8009にアクセスすると上で入力したURLのページが表示されます。

emacsのNODEプロンプトから”,”を入力し、ミニバッファでsticky-select-remote(もしくはselect-remote)を実行します。ミニバッファにRemote: と表示されます。ここでタブを押すと選択できる接続先が表示されます。ここではChrome25.0/browserを選択。

プロンプトがNODEから切り替わってブラウザのコンソールが表示され、emacsからブラウザのコンソールを叩くことができます。